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開業までのプロセス

検査会社・警備会社・医療用廃棄物業者の選定

<検査会社>
院内の検査機器を選定するように、外注の検査会社を選定することも重要となります。
ラボの場所やコストの比較も大切ですが、クリニックにとって有益な提案や情報提供をしてくれる会社がより望ましいです。この点は判断が難しい部分なので、地域シェアや評判というのも一つのポイントになろうかと思います。
また、電子カルテや各機器との連携が不可欠になっているので、医療機器と同じタイミングで検討をはじめましょう。

<警備>
意外と忘れがちなのが、クリニックのセキュリティ(警備)に関することです。
ご開業後に警備会社を乗り換えるのは、労力も費やすので余裕を持った検討が必要となります。
一般的には、大手警備会社を中心とした初期費用とランニング費用の比較でしょうか。
また、火災保険をセットで検討するケースもあります。
テナント開業の場合は、ビル側の制約を受けるケースもあるので、あらかじめ確認することが必要です。
昨今は防犯意識の高まりもあって、監視カメラを設置することが多くなりました。
本当にその場所に必要かを吟味してください。

<廃棄物>
以下のポイントを理解し、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
・感染性廃棄物を他の廃棄物と分別している
・収納容器には感染性廃棄物である旨が表示されている
・保管場所は関係者以外がみだりに立ち入れないようになっている
・収集運搬・処分業者の許可証を確認している
・契約書に決められた事項が記載されている
・マニフェストが保存されている(5年)

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