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はじめに、「何のために開業するのか?」
そこで「どういう医療を実現したいのか?」
そして「地域社会にどう貢献していくのか?」
など、先生がどのようなクリニックにされたいのかを明確にします。
医院経営は「船」です。
「船長」は院長、「船員」はスタッフ。
その船が向かうための羅針盤が「医院経営理念」となるので経営理念が明確でない場合や、
スタッフにしっかりと伝わってない状態では、行先が不明のまま漕ぎ出そうとする船と同じです。
当然そのような医院は、良い結果が出ません。
◎経営理念の事例
ここで、実際にある医療機関の経営理念をいくつかご紹介します。
・「我々は、すべての人々の幸福に貢献するために、愛の心を持って、
つねに最高の水準の医療を提供し続けることを使命とする」
・「私たちは、医療人としての真心と笑顔をもって受診者の皆様をお迎えし、
安心して満足いただける医療機関を目指します」
・「地域医療に貢献し、地域住民の健康増進に寄与します。そして患者中心の医療を展開します」
◎「理念」を立てる際の考え方
理念というのは先生ご自身の心の奥底にある、真の生きがいや願望を投影したもので
無ければなりません。
いくら耳に心地よく響いても、どこかで聞いた借り物の言葉では経営の軸がブレる可能性が
ありますので、先生ご自身が考えるべきです。
ご自身ならではの「真のオリジナルの理念」は医院のアイデンティティであり、医院経営という
長い航海に出るための羅針盤でもあります。
もし「理念なき開業」が実現したとしても、将来困るのは先生ご自身です。
困難にくじけそうになった時、いつでも初心に返り、前をむいて歩きだせるよう、
この時期にじっくり思案なさってください。
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