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開業までのプロセス

ホームページ戦略について

情報通信技術の急速な発展やスマートフォンの普及により、インターネットを通じて医療機関を選ぶ時代に入ってきています。自院のオフィシャルサイトは、診療案内や広報活動の主要な役割を担っています。特に重要なポイントをまとめました。

●ホームページも医療広告ガイドラインに準拠する

2018年6月に厚生労働省より、自院ホームページも広告扱いとして規制されることとなりました。特に自由診療の内容や、断定的な表現、患者さんの体験談等も制限されます。またSNSも同様に広告対象になります。

●開業前のホームページ公開は早めに実施

開業時期が決まったら、半年前にはトップページだけでも基本情報を入れて、まずは公開を始めましょう。医療機関の登録が正式に済むまでは「仮称」や「開院予定」と明記します。ホームページ制作には通常2~3ヶ月かかるのに加え、Googleの検索エンジンに認識させるためには期間や更新頻度も重要になります。

●検索エンジン

インターネットで医療機関を検索する際には、GoogleかYahooが多いかと思います。StatCounterによる、日本の検索エンジンシェア統計によると、2020年2月末現在、Googleが75.53%、Yahooが15.36%(検索エンジンはGoogleのシステムを利用)となっており、Googleが8割近いシェアを握っています。SEO対策の方法や手法は多くありますが、まずはしっかりとしたホームページを完成させて、更新頻度を高めて上位表示をさせていくことが大切です。

●Googleマイビジネスへの登録

無料で登録できて、検索結果にクリニック紹介のようなスペースが提供されます。画像、診療時間の表記、基本情報や最新情報、オフィシャルサイトへのリンク等を掲載できます。また、口コミを投稿でき、オーナーが返信できる機能も備えています。Googleマイビジネスに登録する大きなメリットとしては、MEOといわれる、検索結果の地図表示順位を上げる対策にもなります。

他にもSNSの活用、リスティング広告といわれる検索連動型の広告(Google広告、Yahoo検索広告)も地域や科目の特性に応じて検討する必要があります。また、無料でGoogleアナリティクスというアクセス数やユーザーの動向を解析できるツールも活用しましょう。

インターネットを通じて地域の患者さんに選ばれるために、経験やノウハウを持ったホームページ制作会社を選定し、優先事項として準備を進めていきましょう。

開業までのプロセス