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開業までのプロセス

病診連携について

「経営を安定させる」

クリニックを開業されて一番に目標とされる事ではないでしょうか。

その経営を安定させるためには「かかりつけ医」として地域に根付いた医療を提供するの戦略の一つです。

 

後方病院をどこにするかは経営戦略の中でも重要になってくるので慎重に検討をする必要があります。

「近いから」「知り合いの医師がいるから」という理由だけではなく、患者様の目線もしっかり持ち合わせた紹介をしなければなりません。

 

・病院の経営方針

・医療設備の充実度

・どのような医師が医療サービスを提供しているか

・実績がどの程度なのか

 

など後方病院の地域連携室に確認をして連携先を探しましょう。

 

後方病院が決まったら顔合わせの意味でも専門科目の担当医と面談をし、診療方法の細かい調整をしておくと紹介時がスムーズになります。

また、病院を紹介する際に患者様へ説明できるようパンフレットが手元にあると患者様にはより親切に感じるので後方病院のパンフレットも常備しておくと良いでしょう。

 

患者様が紹介時に求めるのはクリニック・後方病院それぞれがしっかりと責任をもってくれるかどうかです。

「どの病院を紹介してくれるのか」より、「どの病院のどの医師を紹介してくれたか」です。

たとえ病院に紹介をしたとしても紹介先の医師と連携をして患者様を支え続ける事がかかりつけ医としての役割であり患者様の安心感にもつながります。

 

そして、後方病院の医師からの信頼も得ることが重要です。

後方病院の先生にとっても大切な患者様です。どのクリニックのどの先生にお願いするか考えた時に選ばれる存在になってください。

 

看板やウェブサイトなどの方が即効性はあるかもしれませんが、しっかりとした病診連携を築く事もクリニックが地域に根付く集患活動の一環となります。

 

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