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診療圏分析調査とは、開業候補地においてどの程度の外来患者数が見込めるかを推計するものです。
診療圏調査ソフトにより、「簡易的なデータ」であれば短時間で作成することが可能になっています。
診療圏分析調査で見落としがちなポイントは以下の通りです。
・診療圏を分断するようなものが無いか?
科目にもよりますが、半径500mや1Kmの同心円内を診療圏とすることが一般的です。
その中に、人の流れを分断するようなものが無いかのチェックは不可欠です。
大きな河川や線路などによる分断により、対象となる人口は変わってきます。
・人の流れはどうなっているか?
地域の生活動線は、駅やスーパーなどに向かって流れていくことが多いです。
その動線の中に開業希望地が含まれているかは重要なポイントです。
視認性の良さは患者数に直結します。
・人口構成はどうなっているか?
ご高齢の方が多いか、若年層の方が多いかで、患者数見込みは大きく変わります。
また、現在の人口構成や行政の街作り計画などを知ることで、今後数十年先の
人口構成なども予測可能です。
診療圏調査はあくまで「現在の外来数見込み」です。
将来的な予測まで含めて考え、診療所の事業継続性を確実なものにしましょう。
・競合となる医療機関は、本当にライバルなのか?
競合医療機関が例えば「内科、外科、小児科」を標榜している場合、どの疾患患者が
多いかによって、実はライバルでは無くなることもありえます。
また、そのクリニックの院長先生の年齢や経歴などによっては、ライバルと言うよりも
連携出来る医療機関かもしれません。
周辺医療機関の科目や外来数だけに留まらず、より多くの情報入手が必要です。
ポイントは他にも多々あります。
より細かい情報を入手することで、「簡易的なデータ」を「精密なデータ」に変えることが
可能になってくるのです。
机上のデータだけではなく現地に赴き自らの目で確かめ、また複数人で客観的な判断を行うことで、
診療圏分析の精度を高めましょう。
弊社には経験豊富なコンサルタントが在籍しています。
ご不明な点などはお問い合わせ下さい。
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